ぱじゃまぱーてぃーの着たきり生活

パジャマ大好き医学生のゆるーい日記

ぱじゃまの夏休み③〜C病院に見学に行った話〜

病院見学ネタ第3弾!


書き手としてはいい加減飽きてきたんやけど、読者が増えたので、病院見学ネタ(主に悪口)案外需要あるらしい。



よく考えたら、レジナビとかの病院見学の体験記とかって嘘ばっかだもんな。アカウント情報病院側に筒抜けだからか、悪口書いてるやつがゼロ。


この夏はなんだかんだで10近く見たんで、その中の強烈な病院の話を書いてんだけど、このまま読者増えるんやったら10弾までやろうかなww



さて、話は戻ってC病院。

ここは都内でもだいぶ下町感溢れる街にある。


実は中高のダチが数年前プシコって入院し、見舞いで来たことがある。


思えば閉鎖病棟の中に入った最初で最後の体験やった。


(言っとくが、ダチは復学しリスカ過食嘔吐を繰り返しながら就活を乗り越え、今はしっかり働いている。

ダチの努力も壮絶だったが、はっきり言っておきたいのはプシコらはちゃんと治療して、それが効けば治るのだ。ちゃんとした医者に当たるかどうかは運だが。)



事務方の挨拶を済ませ着替えると、見るからに迷惑そうな顔の中堅医者が立ってる。


ぱ「?おはようございます。」

医「案内するから、付いてきて。」


別に遅れたわけでもねぇけどなんでこいつこんな機嫌悪ぃの?と思いながらついていくと料亭の客間みたいな部屋で待つように言われる。


しばらくすると中堅医者がもう一人の見学生を連れてきた。


この子がとてもかわいい。

昔の堀北真希みたいな感じ。

(以下、彼女=堀北)


まずね、ぱじゃまの顔見た途端めっちゃ笑顔!

笑顔すぎて、こんなやつ知り合いでいたっけか????

と思わず考えてしまったほど。


中堅医者は相変わらずの仏頂面で病院の案内ページを読んできたか?だの同意書を印刷してきたか?だの早口で確認した後、

見学先の消化器内科のナースステーションで研修医に引き渡された。


堀北「あのー、後で◯◯先輩にご挨拶にうかがいたいんですけど…」


研修医「あ!堀北さんって××大?いーよ!電話しようか?」


堀北が実に感じよく、落ち着いてたのはパイセンがいるからなのねと感心。


堀北「ぱじゃまさんって…(名札を見て)△△大なんですか!?結構遠いですね!実家がこっちなんですか?」


ぱ「そうなんですよー。夏休みでー…」


堀北「私も夏休みの間に見学しようと思って。けど実家じゃないんで大変です。」


ぱ「あ、じゃホテル滞在とか?」


堀北「あ、いえ、部活の先輩が泊めてくれるんで!」


なるほど。そりゃ大変だ。

けど先輩ん家泊まれるとか、どんだけ便利な部活よw



この後3人でしゃべりながら朝カンファ始まるのを待ち、カンファ終わって科長の回診について行った。


C病院なによりびっくりしたのが、ラウンジで机に突っ伏して行き倒れている高齢者が多いこと多いこと。



もうね、爺婆で机に隙間がないのw


ラウンジはナースステーションから見えるとこにあるから、たしかに喉になんか詰まったとかってときには救命できるんだろうけど、



ぱじゃまにはまるで姥捨山に捨てられた老人たちが折り重なって死んでるように見えた。


回診に行っても、老人臭が漂っているのは当然のことしても、もう名前を呼ばれて起きるだけの気力がないらしく、机から顔が上がらんやった。


指導医がまるで呪文のように一方的にぱじゃまと堀北を紹介して回診終了。



あとはナーステで研修医と喋って終わり。

今日も午後1時には帰りてぇなと思っていたところで、堀北のパイセン登場。


パイセンはいかにも出来レジって感じの人で、ぱじゃまにも寮見せてくれたり自作過去問くれたり…気遣いぬかりなかった。



自分の勤めてる病院見んのに泊めてくれる先輩に、他大学からくるクソ学生にも親切な先輩。



××大学サイコー!!!


びっちゃけ爺婆がラウンジで死んでようがどーでもえぇんで、とにかく××大とのコネ強い病院に就職したいっす。


《結論》

C病院は嫌だけど××大卒が多いのでアリかも。